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【防災施策】災害時、どう動く? 県内20市町首長ら対応確認/佐賀

佐賀県内の市長、町長と消防長を対象にした県防災トップセミナーが8月28日、佐賀県庁で開かれた。講演で吉井博明東京経済大名誉教授が「災害時に直ちに庁舎に駆け付けて陣頭指揮を執る」「集中豪雨の対策本部設置の判断は難しく、迷ったら設置を」などとノウハウや心構えを分かりやすく説明した。豪雨災害の発生前に避難する住民は少ない実態も挙げつつ、「重大事態と受け止めてもらえるように、市町長が直接避難を呼び掛けてほしい」と促した。避難の対象地域の絞り込みや、また高所にとどまる垂直避難の選択肢を提示することなどもアドバイスした。意見交換では、7月の豪雨の際に県営ダムの水位を出水期に下げる対策の効果があったことや、夜間時に避難勧告を発令する判断の難しさなどが示された。避難所に職員が到着する前に勧告を出して受け付けが混雑した事例が報告され、吉井氏は「職員の配置を待って発令すると逆に遅くなってしまう可能性もある。教科書通りに行かない場合には状況に応じて判断する必要がある」と指摘した。【8月31日 佐賀新聞より】
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https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00376588/index.html