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【防災施策】破堤恐れ、老朽ため池に改修計画 滋賀、100年超が200以上

滋賀県は6日までに、農業用ため池の安全性確保に向けて今後10年間で優先的に改修する初の「中長期整備計画」を、来年度に策定する方針を固めた。県は漏水したため池の長寿命化を進めており、重要水防ため池の約65%で改修を終えている。ただし、造成100年以上のため池は200カ所以上、経過年数が不明のため池も200カ所以上あり、安全確保は容易でない。このため県は中長期計画の策定に向けて重要水防ため池の指定見直しも検討する。来年度に市町や専門家を交えた検討会を設置し、経過年数や耐震性などを踏まえて改修の優先度の高いため池を絞り込む。ソフト対策では、破堤した際の浸水エリアを示すハザードマップの作成も2014年度以降進めている。県農業振興課は「ため池は農家以外の住民になじみが薄い。管理の重要性や危険性を理解してもらい、改修に向けた合意形成を図っていきたい」としている。【12月7日 京都新聞より】