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【防災施策】精度高め発表頻度減へ 静岡県の土砂災害警戒情報基準

土砂災害警戒情報の発表基準の見直しを協議する「静岡県土砂災害警戒避難基準雨量検討委員会」の第2回会合が10日、静岡県庁別館で開かれ、見直し案が了承された。精度向上を目指して過去の災害データから基準を再設定したことで、発表の年間平均回数は市町当たり0.78回から0.58回になる見込み。2019年6月ごろからの運用を目指す。同情報は、過去の災害の短期降雨指標(1時間積算雨量)と長期降雨指標(土壌雨量指数)により地域ごとに設定された土砂災害の危険度の境界となる線「クリティカルライン(CL)」を基準にして、県と静岡地方気象台が共同で発表。市町の避難勧告の発令や住民の自主避難の参考となっている。見直しの結果、同情報の発表頻度が現在の4分の1程度に減る可能性のある自治体もあるという。県砂防課の担当者は「発表時、土砂災害の危険に直結する可能性は、現在よりも高まる。各自治体、個人で迅速な対応が求められる」と話した。【12月11日 静岡新聞より】