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【防災施策】藤沢市と二宮町に津波災害警戒区域 神奈川県が指定
神奈川県は22日、藤沢市と二宮町に津波災害警戒区域を指定した。藤沢市の基準水位は江の島で10メートルを超える地点があるほか、片瀬海岸や鵠沼海岸の川沿いに4メートル前後となるエリアが広がっている。市は「津波避難ビルの再検討や地域ごとの避難マップの検討」などを指定後の取り組みに挙げている。一方、二宮町は浸水範囲がおおむね海岸付近にとどまるものの、一部で国道1号付近に及び、基準水位が8メートル前後に達する地点も示された。町は「隣接する小田原市と合同の避難訓練などを通じ、効果的な対策を目指す」考え。区域の指定を受けた市町村は、ハザードマップ作製のほか、基準水位を考慮した避難施設の指定などを実施。区域内に立地する学校や病院、福祉施設などは避難確保計画の策定と訓練の実施が義務付けられる。土地利用に新たな規制はかからないが、区域内の不動産取引では宅地建物取引業法に基づく重要事項説明が必要になる。【3月23日 神奈川新聞より】
▼神奈川県 津波災害警戒区域の指定について
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/jy2/tsunami/kuiki.html