運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

【防災施策】被災地の消防職員ストレス調査 「ケア必要」阿蘇22%/熊本

熊本地震発生直後に、特に被害が大きかった被災地で人命救助などに当たった阿蘇広域消防本部と、熊本市消防局、上益城消防本部の職員を対象に実施した「惨事ストレス調査」の結果、何らかのケアが必要とされた職員が、阿蘇広域で22%に上ることが4日、分かった。いずれも総務省消防庁の惨事ストレスチェック表を活用した調査。災害現場を思い出して「恐怖に耐えられるか心配になった」「絶望や落胆を味わった」など19項目で、4~7項目に該当すれば「経過観察が必要」、8項目以上は「(カウンセリングなど)対応が必要」とされる。各消防は、該当者に個別面談し、産業医や精神科の受診を推奨。ストレス研修なども開いた。消防庁の「緊急時メンタルサポートチーム」に所属する関根剛・大分県立看護科学大看護学部准教授(臨床心理学)は「3地域とも決して低くない数値。災害から時間がたってからストレス症状が出る場合もあり、長期的な観察やケアが必要だ」と指摘している。【10月5日 熊本日日新聞より】