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【防災施策】豊島区の「防災公園」来月12日に全面オープン 設備と機能を披露/東京
東京都豊島区最大の「としまみどりの防災公園」(愛称IKE・SUNPARK)が12月12日、同区東池袋に全面オープンする。平常時は人々に憩いの場を提供し、災害時は住民や帰宅困難者など9000人がとどまれる避難場所になる。パークの防災機能を披露する「防災機能展示会」が14日、開かれた。展示会では、区内唯一のヘリポートに着陸した自衛隊のヘリコプターが、医薬品などを現地に提供し、重傷患者を搬送する実演を披露。毎分約2立方メートルの揚水量で地下約200メートルの地下水をくみ上げる深井戸設備を使い、消火のための放水訓練も行った。地下に設けられた100立方メートルの応急給水槽からの給水訓練もあった。パークにはほかにも、72時間稼働する発電機や、断水しても利用できる災害時用トイレ15基を完備。冷蔵庫を備えた防災倉庫には、簡易トイレやテントなどの物資のほか、全面オープン後は毎週、生産者らが直接販売する「ファーマーズマーケット」が予定されており、そのための物品も保管する。【11月25日 東京新聞より】
▼IKE・SUNPARK
https://ikesunpark.jp/