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【防災施策】遊佐町、津波警戒区域に ハード、ソフト両面で津波避難体制強化へ/山形
山形県は19日、津波防災地域づくり法に基づき、同県遊佐町を対象に「津波災害警戒区域」を指定した。指定は東北初で全国12番目。浸水想定の浸水深と異なり、警戒区域は建物などに津波がぶつかって上昇する分を加味した「基準水位」を示すため、避難すべき場所の高さが明確になる。町は基準水位を表示した津波ハザードマップを作成するほか、避難誘導や避難所の標識の設置場所を見直す。避難促進施設の町立保育園は新たに避難計画を作り、訓練も行う。町の担当者は「基準水位を住民の避難や防災意識の向上に役立てたい」と話す。県は昨年10月に県内初の住民説明会を吹浦地区で実施し、指定に向け調整を進めてきた。今後、酒田市の1096ヘクタール、鶴岡市の401ヘクタールも警戒区域に指定する考えである。【3月20日 河北新報より】
▼山形県 津波災害警戒区域の指定について
https://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/020072/kochibou/tsunamisaigaikeikaikuiki_shitei.html