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【防災施策】道東沖 超巨大地震予測 防災対策見直し進む釧路、根室、浜中/北海道

政府の地震調査委員会が19日に公表した北海道東沖の地震活動の長期評価は、東日本大震災並みの「超巨大地震」という概念を新たに加え、マグニチュード(M)9クラスの地震が起こる可能性を指摘した。M9.1の地震を想定した2012年の北海道の津波浸水予測図を受け、防災対策を見直してきた市町村は、今回の評価を冷静に受け止める。釧路市の中山朗生防災危機管理監は長期評価について「新しい知見が示されたと受け止める。現行でも最大級の地震・津波を想定しており、引き続き避難場所の周知などに取り組む」と話す。市は本年度、町内会と連携し、介護を必要とする高齢者や認知症患者、重度の障害がある人などを対象に、個別の避難支援計画を作成し、安否確認や避難誘導に役立てる。根室市の珸瑤瑁(ごようまい)第二町会の高屋敷茂嘉会長は「近くに山がなく、高台も限られる。『大きな地震が起きたら』と思うと不安だ」と表情を曇らせた。同町会は11月、津波を想定した初の避難訓練を行ったばかり。高屋敷さんは「思ったよりスムーズだったが、ほかの町会と共通の避難場所なので車が殺到したらどうなるか。繰り返し訓練したい」と話した。【12月20日 北海道新聞より】
▼北海道庁 津波浸水予測図等について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/ktk/tunamisinnsuiyosokuzu.htm