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【防災施策】避難所にペット 千葉県内、対応に差 千葉市「ケージやリードを」市原市「場所ない、屋外で」

災害時に自治体が設置する避難所へのペット受け入れについて、千葉県千葉市は9月の台風15号で1カ所だった受け入れ可能避難所を10月の台風19号では6カ所に増やした。市によると、台風15号の際は1カ所だけで、市民から「ペットと一緒に避難したい」という要望が多く寄せられた。ケージやリードがない場合も想定し保健所からケージを持ってくる用意もしていた。一方、館山市や市原市はリードやケージがない場合、避難所にペットを受け入れない。館山市の担当者は取材に「受け入れを断ってはいないが、環境省のガイドラインでもケージやリードで飼い主の管理下に置くことを求めている。それができない場合は、知人に預けることなどを検討してもらえるよう伝えている」とする。市原市では避難所内にスペースを確保できず、市民に「屋外での受け入れになる」と説明した結果、受け入れは2頭にとどまった。同市の担当者は「避難者の数が膨大で、ペットの避難まで検討することができなかった。今後の課題だ」としている。環境省動物愛護管理室は「ペットがいて避難できなかったというケースを作らないよう同行避難できるようにしておくことが望ましい。ケージやリードがない場合、自治体には例えば洗濯用ネットに入れたり、ロープをリード代わりにしたりすることも考えてほしい」と呼びかけている。【11月16日 毎日新聞より】
▼環境省 災害時におけるペットの救護対策ガイドライン
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html