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【防災施策】避難所の備蓄食料、コロナ対策で個食タイプに/神奈川
神奈川県座間市は、新型コロナウイルスの感染症対策として、災害時に避難所で提供する備蓄食料を、炊き出しを前提としたものから個食タイプに一部切り替える。現在の備蓄食料は、50食分の乾燥米を一つの容器に入れ、お湯か水を注いで食べられるようにして多くの避難者に提供するタイプ。一方、個食タイプは1人分の乾燥米が個包装されたもので、衛生管理面でメリットがあり、配布時も「密」が避けられるとして新年度、1万7千食を用意する。感染拡大を受けて昨年、国が示した避難所運営のガイドラインに沿って実施することにした。このほか新年度の防災対策では、浸水被害に備え、水に浸すだけで重くなる吸水性土のう袋を2千枚用意。手書きの文字などがLEDで明るく表示される災害時用の情報伝達ツール「アンブルボード」を15台購入し、夜間の避難所で耳の不自由な人らを支援する。防災ハザードマップも更新し、パソコンやスマートフォンで見やすくする。【2月17日 朝日新聞より】