ニュース
防災関連の最新ニュースをご紹介
【防災施策】防火管理態勢を確認 緊急立ち入り検査/長野
1月に北海道札幌市で生活困窮者らの自立支援施設が全焼し11人が死亡した火災を受けて、長野県の諏訪広域消防本部は6日から、管内にある古い木造の下宿や寮を対象に、緊急の立ち入り検査を始めた。検査の対象となるのは、1975年より前に建築された2階建て以上の寄宿舎や下宿で、延べ150平方メートル以上の木造建築物である。初日の検査では、同本部の職員4人が岡谷市内の製造会社の男性独身寮を訪れ、住宅用火災警報器が適切に設置されているかや、消火器の使用期限、たばこの吸い殻や灯油、ガスといった火気の取り扱い、避難経路に妨げとなる物が置かれていないかを調べた。灯油タンクがある物置に、消火器を設置することや、近くに置かれた可燃物を片付けるよう指導した。同本部では、今年度末までに順次検査を行うとしている。【2月7日 長野日報より】