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【防災施策】防災ラジオ 導入広がる 電源オフでも警報作動 栃木県内自治体、貸与や購入補助
栃木県内で、災害時に避難勧告などの情報を地域のFM局を通じて伝える「防災ラジオ」を導入する自治体が増えている。2015年以降、栃木や小山、宇都宮市が導入し、下野市は今年12月にも自治会長などへの無償貸与を始めるという。防災ラジオは豪雨や地震などの大規模災害が相次ぐ中、全国の自治体で導入が広がっている。電源がオフでも乾電池を入れているかコンセントにつないでいれば、FM局から発信される避難勧告やJアラートなどの放送が自動的に大音量で流れる仕組みで、自治体が地域住民らに防災ラジオを配布するなどしている。栃木市では、屋外で放送される防災行政無線が大雨の際などに聞こえづらくなることを踏まえ、家の中で緊急情報を確実に伝えられる防災ラジオを2015年に導入した。自治会長や視覚障害者らに無償貸与しているほか、希望する市民らに販売している。【9月17日 下野新聞より】
▼栃木市 防災ラジオ(緊急告知ラジオ)
https://www.city.tochigi.lg.jp/soshiki/12/2360.html