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ドローン:人命救助への活用めざし専門学校で訓練/石川
小型無人機「ドローン」を人命救助に役立てようと、石川県七尾市の国際医療福祉専門学校が実用化を目指している。薬剤などの運搬を想定し、地元消防署との連携も図る。24日には七尾市のグラウンドで初の訓練があり、救急救命を学ぶ学生10人が参加した。この日は、登山者が心停止したと想定、AED搭載のドローンを飛ばして約80メートル先の目的ポイントに着陸させ、学生たちがAEDを使った心肺蘇生の訓練に取り組んだ。総務省消防庁によると、救急車の現場到着時間は全国平均で8分30秒。ドローンでは大幅な時間短縮が期待できる。同庁担当者は「救命活動での使用実績はないが、陸路で行けない現場に薬やロープを運ぶなど幅広い活用が想定される」と注目する。【7月24日 毎日新聞より】