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ペット同伴、停止車両から避難…総合防災訓練に1万3000人/和歌山
和歌山市で1日、市内全域を対象とする総合防災訓練が行われた。ペット同伴の訓練や、南海電鉄の協力で緊急停止車両からの脱出・避難の訓練などを実施。参加した市民と市職員は計約1万3千人にのぼり、災害時の行動を確認した。市立福島小学校では、飼い主とペットが災害の発生で離ればなれになった場合に備え、動物同伴の避難訓練を実施。近くの住民ら約50人が犬や猫を連れて参加し、迷子札やマイクロチップを取り入れるなど、迷子にならないようにするための対策について学んだ。災害対策本部長を務めた尾花正啓市長は「県と市の対策本部の連携が不十分だったことなど課題を洗い出し、大津波における犠牲者を1人も出さない体制を構築していかなければならない」と講評した。【11月2日 産経ニュースより】