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全国地震動予測地図「低リスク」→「安心」と誤解 防災意識にマイナス効果も

慶応大と東京都市大のチームが、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」について、確率の低い地域に住む住民からは「安心情報」と誤解され、防災意識の向上につながっていないとの調査結果を、千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で発表した。調査は2014〜15年度、35〜55歳の世帯主かその配偶者を対象にインターネット上で行い、3880人が回答した。その結果、低リスク地域では、地図を見る前より見た後の方が、地震に遭うリスクがあると思う人が少なくなった。「地図を見て安心した」「予想より確率が低かった」など、地図を安心情報と受け取る傾向が自由記述欄にも表れたという。一方、高リスク地域でも地図を見ることでより防災対策に取り組もうと思った人は少なく、地震への備えにつながっていない実態も明らかになった。【5月24日 毎日新聞より】
▼地震調査研究推進本部 地震予測地図
http://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/
▼日本地球惑星科学連合 連合大会2016
http://www.jpgu.org/meeting_2016/index.htm