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南海トラフ地震 超高層ビルの揺れ 想定を初公表

内閣府の専門家検討会は17日、南海トラフで想定される巨大地震の「長周期地震動」で、超高層ビルなどの揺れの想定を初めて公表した。想定では過去300年余りに南海トラフ沿いで発生したM8クラスの5つの地震と、それらを考慮したM9クラスの合わせて6つの地震について、長周期地震動の影響を計算。最も影響が大きいM9クラスの地震では地盤などの影響が大きい三大都市圏の沿岸部を中心に最上階の揺れ幅が2メートルから3メートルに達する結果となった。特に大阪・住之江区の埋め立て地では高さ200メートルから300メートル程度の建物で、最上階の揺れ幅が最大でおよそ6メートルに達した。また地面の揺れは千葉県や愛知県、大阪府など7つの府県で5分以上、神戸市や大阪市の沿岸部の一部では6分以上続き、建物ではさらに長い時間、揺れが続くおそれがある。検討会では超高層の建物の所有者や管理者などに、今回の想定をもとに、建物ごとに影響を詳しく調べて必要な対策を進めるよう求めている。【12月17日 NHKニュースより】
▼内閣府「南海トラフ沿いの巨大地震による長周期地震動に関する報告」について
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_report.html