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南海トラフ巨大地震予測へ 都内で研究者ら意見交換/東京

東京大地震研究所地震・火山噴火予知研究協議会は9月30日、「南海トラフ巨大地震の予測に向けた観測と研究」と題したシンポジウムを都内で開いた。ゆっくりすべり(スロースリップ)と巨大地震の関連をはじめ、約70年前の昭和東南海・南海地震の発生前にみられた地下水位の異常、東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震で観測された前兆的現象など幅広い内容が報告された。シンポジウムは、国が大規模地震対策特別措置法の在り方などの見直し作業を始めたことを受け、全国の大学や研究機関の地震・噴火予知研究のとりまとめ役を担う予知協が主催した。内閣府も参加し、防災担当者が見直しの目的を説明した。予知協議長の平原和朗京都大大学院教授は「地震の予測は難しいが、異常現象を監視するために海域などの観測網を充実させる必要があるという点では研究者間で大きなズレはなかったのではないか」と議論を振り返った。【9月30日 静岡新聞より】
▼東京大学地震研究所 地震・火山噴火予知研究協議会
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/YOTIKYO/