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地震の爪痕触れて学んで 益城町東無田の住民「ツアー」受け入れ 地域交流や備えの大切さ発信/熊本

地震の爪痕に触れ防災意識を育ててもらおうと、熊本地震で大きな被害が出た益城町東無田地区の住民たちが「災害スタディーツアー」を受け入れている。これまで県外の企業や大学教授などから依頼を受け、被災現場を回ったり地震発生時の体験を語ったりした。町西部に位置する東無田地区には、約120世帯が暮らす。「東無田復興委員会」は、地震直後から炊き出しや夜間の見回り活動など地域のために尽力してきた住民たちでつくる。ツアーは震災後の集落を盛り上げる活動の一環で、昨年11月から3組を受け入れた。激震の恐怖や被害の大きさを訴えるだけなく、地震発生直後、集落にリーダーがいなくて混乱が生じたことや、地震保険に加入せず備えが不十分だったことなど反省も伝える。委員会メンバーの三村一誠さんは「自分たちの経験を知り、家族や友人を守るために今できることを考えるきっかけにしてほしい」と願う。【2月12日 西日本新聞より】