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地震火災の発生確率 初の全国予測図

名古屋大学の廣井悠准教授が、「地震火災」について、今後30年間に発生する確率を示した全国の予測地図を初めてまとめた。廣井准教授は4年前の東日本大震災で発生した239件の地震火災について、揺れの大きさと火災の原因、建物の数などとの関係を分析。分析結果と、政府が地域ごとに予測する強い揺れの地震が発生する確率を照らし合わせ、今後30年間に地震火災が発生する確率を10キロの区画ごとに予測した。その結果、太平洋側を中心に発生の確率が高い地域が広がり、東京や大阪の住宅が密集する地域では「ほぼ100%」と確率が極めて高い地域があることが分かった。地震火災の発生を想定して、大阪・生野区の中川地区では、住民と区役所が協力して「地区防災計画」作成している。計画の策定にあたって、火災の延焼につながりやすい地区内のすべての空き家を調べたほか、危険な場所や高齢者の住む世帯などを確認し、安否確認の担当者を10世帯から20世帯ごとに配置した。【9月1日 NHKニュースより】