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富士山噴火に備え、2回目訓練…アプリ不具合も/静岡

静岡県は15日、静岡県側の富士山6合目などで、噴火に備えた情報伝達訓練を行い、県警や山小屋関係者ら約150人が参加した。訓練は、気象庁が富士山の噴火警戒レベルを「1(活火山であることに留意)」から、「3(入山規制)」に引き上げたとの想定で行われた。県は、富士宮口や御殿場口、須走口の3登山道の山小屋など計30か所に携帯電話やデジタル無線で噴火警報を伝達し、登山者役の関係者に下山を促したほか、アプリを使って直接スマホに情報を送った。日本山岳ガイド協会が提供する「コンパス」の機能を富士山向けに拡充したこのアプリで登山届を提出すると、レベル3以上の噴火警報を受け取れるという。この日、6合目の山小屋では、デジタル無線で情報を受けた雲海荘経営の渡辺尚俊さんが、拡声機で周囲に警戒を呼びかけた。渡辺さんは「夜間や悪天候時など、登山者がどこにいるかわからず、このやり方では声が届きにくい。外国人への円滑な通知も課題だと思う」と感想を語った。訓練では、日本人だけではなく、台湾の基隆市消防局視察団の協力を得て、外国人登山者のアプリ活用を想定した訓練も実施された。【7月18日 読売新聞より】
▼公益社団法人日本山岳ガイド協会「山と自然ネットワーク コンパス」
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