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富士山噴火6パターン想定 避難地図、年度内完成・周知へ/静岡
富士山噴火に備えた登山者らの避難計画について、静岡県は15日までに、過去の噴火履歴などから6パターンの想定で避難ルートマップをまとめる方針を固めた。落石の危険を考慮し、避難ルートは富士宮、御殿場、裾野の3つの既存登山道が基本。5合目より下は、富士山スカイラインが不通になった状況でも使えるハイキングコースや林道などを明示する。本年度中にマップを完成させ、今夏の開山期までに周知を図る。県は避難ルートマップの作成とともに、火山防災情報をスマートフォンで登山者と双方向でやりとりする独自システムを開発中。噴火前の前兆現象で噴火警戒レベルが上がった場合は、いち早く下山を促し、噴火後は火口位置を伝えて避難ルートマップを活用した避難行動を求める。【3月15日 静岡新聞より】