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御嶽山の教訓を冊子に 岐阜側研究員が提言/岐阜
御嶽山噴火災害を教訓に、東濃地震科学研究所副首席主任研究員の木股文昭さんが、登山者向けに火山活動などを解説したブックレット「御嶽山 二度と犠牲をださない」を作った。木股さんは元名古屋大教授で、長く御嶽山を研究。長野、岐阜両県などでつくる御嶽山火山防災協議会に専門家として加わっている。ブックレットは、2014年9月の噴火の際、御嶽山を火山だと知らないで登っていた人が少なくなかった―との信濃毎日新聞の調査結果や、被害の状況、生還者の証言などを紹介。1979年、91年、07年の噴火でも14年同様、事前に地震活動が活発化していたことを解説した。手軽に読んでもらえるよう、A5判、96ページにまとめ、1部300円。山麓の宿泊施設などに扱ってもらえるよう今後依頼するという。【2月7日 信毎webより】
▼東濃地震科学研究所
http://www.tries.jp/