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御嶽山噴火前、付近の温泉で特定成分変化 東大など分析

東京大学の佐野有司教授と高畑直人助教、高知大学などは19日、昨年9月に噴火した御嶽山の付近の温泉で、噴火の11年前からヘリウムガスの特定成分が大きく変化していたと発表した。直前の噴火予知は難しいが、警戒を強めるかどうかの判断材料の一つになるとみている。このガス成分は、マグマのもとになるマントルに含まれているヘリウムの同位体の「ヘリウム3」。1981年から、火口周辺にある7カ所の温泉で微量に含まれるヘリウムを2~3年おきに分析したところ、火口から4キロメートル離れた濁河(にごりご)温泉など火口に比較的近い温泉では2003年以降、ヘリウム3の比率が大きく上昇していた。地下のマグマの活動が少しずつ活発になり、温泉水に多く溶け込んだためとみている。【8月19日 日本経済新聞より】