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心のケア、長期的に 常総、災害時の対応学ぶ/茨城

茨城県精神保健福祉センターの主催で17日、災害時に被災者を支援する自治体職員や教員らが心のケアについて学ぶ研修会が、常総市の野外研修施設「水海道あすなろの里」で開かれ、自治体職員や養護教諭、福祉関係者ら約120人が参加した。精神科医で筑波大講師の高橋晶氏は「災害直後は被災者も支援者も気を張っており、心の変化が表に出づらい」と指摘。1年たってPTSDやうつ病の症状が出る可能性もあると話した。常総市の水害で被災者支援に当たった高橋氏は「支援する側も自ら被災し、二重に苦しむケースがある。休養を意識的に取るなど細く長く支援を」と注意を促した。東日本大震災で被災した子どもを支援する宮城県の心のケアセンター地域支援部長の医師、福地成氏は「子どもは言葉に出せず、孤立するなど、大人に比べて変化をつかみにくい場合がある。声を掛け続けることが大切」と訴えた。【2月18日 茨城新聞より】