運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

水害「兆し」を常時監視 人工衛星でデータ集約/和歌山

和歌山大の研究グループが、斜面の動きや土砂ダムの水位変化のデータを人工衛星経由で常時監視するシステムの構築を目指して今秋、実験を始める。研究グループは、2011年9月の紀伊半島豪雨で最大の犠牲者を出した和歌山県那智勝浦町で、機器間で通信できる基板を取り付けた水位計や雨量計を設置。これらの機器で一つのネットワークを作り、一定時間ごとにデータを1カ所に集約する実験をスタートする。同グループの秋山演亮教授によると、ネットワーク化によるコスト削減で、観測地点を増やしてより広範囲を警戒できるという。同グループと国交省などは14年度から奈良県十津川村で伸縮計のデータを低軌道の人工衛星に送ることでコストを下げる実験も進めている。秋山教授は「これらの方法が確立できれば、地球規模での観測も不可能ではなくなる」と話している。【9月6日 毎日新聞より】
▼和歌山大学独創的研究支援プロジェクト 衛星による地球観測、及びS&FによるGIS構築
http://www.wakayama-u.ac.jp/~egusa/ds/project/pro_b/page.php?t=akiyama