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水害は水で制す…早い・強い・漏れ少ない/茨城

茨城県取手市中内の小貝川右岸で15日、「水のう」の試験施工が行われた。水のうは、土を入れた「土のう」より強度は劣るものの、半分ほどの時間で設置できるのが特徴。国土交通省下館河川事務所は、関東・東北豪雨から1年になるのにあわせて導入を決めた。試験施工には、下館河川事務所のほか、取手市や龍ヶ崎市など流域自治体の防災担当者らが参加。直径48センチ、長さ15メートルの水のう12本をつなぎ合わせ、川の水をポンプで送りながら、ピラミッド形に高さ約1メートル20まで積み上げた。同規模の土のうと比べ、半分ほどの時間で整った。作業を視察した筑波大学の白川直樹准教授(河川工学)は、「水漏れも少なく、効果は確認できた。作業には熟練がいるが、水防の技術として活用できるはず」と話した。下館河川事務所は今後、小貝川上流や、鬼怒川でも水のうを使った水防訓練を予定しており、流域自治体にも利用方法などを紹介していく。【9月16日 読売新聞より】
▼国土交通省関東地方整備局「水のう工法の試験施工を実施します。」
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/shimodate_00000102.html