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江戸期の消火器「竜吐水」で防火考える 京都、体験放水も
京都市南区東九条の長谷川家住宅(国登録有形文化財)で22日、地域防災をテーマにした催しがあった。「京都市安心すまいづくり推進事業」の一環として「長谷川歴史・文化・交流の家」と市が主催し、約50人が参加した。同家の中川聰七郎代表理事は、東九条地域について、鴨川の洪水から住宅を守るために宅地をかさ上げした経緯や、江戸時代後期の1835年作と伝わる竜吐水の存在を挙げ、「昔から防災意識が強かった」と推測した。江戸時代の消火器「竜吐水(りゅうどすい)」は同住宅とNPO法人「古材文化の会」が昨年、全国でも珍しく、実際に動かせるよう復活させた。操作を体験した参加者が木筒から水を噴射させ、現代に通じる備えの大切さを学んだ。【1月23日 京都新聞より】
▼長谷川歴史・文化・交流の家「竜吐水の放水を見よう!」
http://hasegawake.net/2017/01/08/122日【竜吐水の放水を見よう!】/