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浸水被害5年前超す 「内水氾濫」要因か/大分
福岡・大分豪雨により大分県日田市の花月川沿いの地域で、浸水した家屋の被害件数は833棟となり、2012年7月3日の大分県豪雨を上回ることが国の調査で分かった。5年前に比べて浸水した面積は減少していた一方、市中心部付近で家屋の多い豆田町など左岸側に被害が及んでいた。側溝や農業用水路から水があふれる「内水氾濫」が要因とみている。日田市は県豪雨を受け、内水ハザードマップを作成して、市民に浸水被害への警戒を呼び掛けていたが、豆田町は浸水区域に含まれていなかった。今後マップの内容を見直すこととしている。市上下水道局施設工務課の宮本達美課長は「ハード整備には時間がかかる。人的被害が出ないようハザードマップは当然見直す。各地域の危険性を知ってもらい、大雨の際には迅速な避難行動につなげてほしい」と話している。【7月27日 大分合同新聞より】
◆日田市「大雨による被害状況【7月27日17時00分】」
http://www.city.hita.oita.jp/kinkyu/7342.html