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減災のノウハウ 女性目線で学ぶ/佐賀
佐賀県地域婦人連絡協議会の防災学習会が12日、白石町の福富ゆうあい館であった。各地の婦人会員約200人が、県や県LPガス協会、日赤県支部でそれぞれ防災を担当する職員4人から、災害への心構えや減災のノウハウを学んだ。県消防防災課の坂本健・地域防災・消防力向上担当係長は、災害発生時を想定し、「避難所は役場ではなく地域住民が運営する。人任せにしていると、運営委員は男性ばかりになり、女性の視点が取り入れられなくなる。どんどん運営委員に入って」と話した。県LPガス協会業務課の小柳一英課長は「設備に問題がなければ自分で供給を復旧でき、避難所での暖房や炊き出しにも使える」とLPガスが災害時に発揮する利点などを説明。日赤県支部の西村元成主事は応急手当を実演し、「血液感染を防ぐため、レジ袋などで手を覆って止血を」とポイントを説明した。【12月19日 佐賀新聞より】