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災害後のエコノミー症候群 専門医が遠隔診断/熊本

災害後の車中泊などにより発症するエコノミークラス症候群を防ぐため、専門医が遠隔で診断する仕組みを国立循環器病研究センターなどが始める。エコノミークラス症候群の発症を防ぐには、ふくらはぎのエコー検査で血栓の有無を調べるのが有効だが、画像を評価する専門医の確保が課題だった。熊本地震の被災者の診察を続けている掃本誠治・九州看護福祉大教授らのグループは、被災者の検査データを、専門医が常駐する同センターに送り、すぐに診断できる仕組みを作ることにした。9月下旬に熊本県益城町の仮設住宅に避難している5人の協力を得て、画像データを送り、診断できるか確かめる。結果を踏まえて、心臓エコーなどへの応用や、様々な災害現場で対応できる仕組み作りを目指す。掃本さんは「エコノミークラス症候群は災害直後の対応が生死を分ける可能性がある。迅速に診断と予防ができる仕組み作りを急ぎたい」と話している。【8月2日 朝日新聞より】
▼国立循環器病研究センター 熊本地震・東日本大震災 関連情報
http://www.ncvc.go.jp/shinsai/