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災害救助犬の技術、富士見町で競う/長野

長野県諏訪郡富士見町の富士見高原リゾートで9日、「国際災害救助犬出動チーム競技会」が行われ、国内外11チームの訓練士約50人が参加した。国内の各団体が、それぞれ独自に認定している災害救助犬の基準の統一化を検討している。競技会は基準作りの参考にと、国際救助犬連盟(IRO)の競技規則に基づき初めて実施。「震度7の地震が起き、甚大な被害が発生」との想定で開始。各チームには事前に試験の時間や場所などは知らされず、災害時と同様に車やテントの中で待機した。都内の専門学校生ら女性6人には、捜索現場への出動指示が出され、放たれた犬3頭は、鉄骨や木材が散乱する資材置き場を縫うように歩き、生存者を発見するとほえ、30分間で2人を見つけた。直後に次の現場に行くようにとの指示が出て、清神奈緒子さんは「連続で捜索するよう言われるとは」と驚いていた。夜には約5キロ先の現場まで歩き捜索した。ほかに、応急救護の技術、救助犬や災害に関する筆記試験などが行われた。【10月10日 信濃毎日新聞より】