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災害時、語学を力に 草津市消防団が外国人部隊任命/滋賀
1日、滋賀県草津市に全国初となる外国人だけの消防団部隊が発足した。地震や台風といった災害時に日本語が不自由などの理由で孤立しがちな外国人の市民を、避難誘導や通訳面でサポートする。団員となったのは21~37歳の男性4人、女性5人で、国籍は中国、韓国、ベトナムの3カ国。うち8人は市内の立命館大びわこ・くさつキャンパスの学生や卒業生。ほとんどの団員が母国語と日本語、英語の3カ国語を話せるといい、特定の能力を生かすために設けられた「機能別消防団員」に位置付けられている。部隊のお披露目は、10月3日に同大である県消防大会。市は今後、多言語に対応するために増員を計画するという。【9月2日 中日新聞より】