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災害時に医師を相互派遣 台湾の団体と協定
日本医師会は30日台北を訪れ、台湾の医師でつくる2つの団体と、それぞれ緊急時の医師の派遣などに関する協定を海外の団体との間で初めて交わした。4年前の東日本大震災では、台湾から医療支援の申し入れがあったものの、受け入れ体制を巡って調整がつかなかったことなどから、実現しなかった。この協定では、日本や台湾で大規模な災害などの緊急時に、派遣された医師が、現地の法律や医師の指示の下で最低限の医療行為を行うことができるよう、必要な手続きや体制などをあらかじめ定めている。日本と台湾の間では、先月、台湾の音楽イベントの会場で起きた火災で、台湾側の要請を受けた日本の専門の医師が、重いやけどを負った人たちが治療を受ける病院を訪れて治療方針などについて助言するなど、医療支援の取り組みが始まっている。【7月31日 NHKニュースより】