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災害時の健康支援チーム、厚労省が養成へ
厚生労働省は、災害時に機能が低下した被災自治体の保健所などで、保健医療対策を補佐する「災害時健康危機管理支援チーム」(DHEATディーヒート)の養成に乗り出す。感染症対策への助言や、支援者の配置・医療関連物資の供給を円滑に進める役割を担う。全都道府県にまず、5人程度のチームを置くよう求めており、将来的には被災地への派遣も目指す。DHEATは、公衆衛生を担う医師や保健師、栄養士ら行政職員を中心に5人程度で構成。救急医療を担当する災害派遣医療チーム(DMAT)や、心のケアにあたる災害派遣精神医療チーム(DPAT)などとの調整役になるほか、避難の長期化に備えて被災者対策を考え、支援者や物資の配置などについても助言する。【5月19日 読売新聞より】