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災害時の情報を翻訳 岐阜市、外国人支援でセンター設置へ/岐阜
岐阜市は災害が起きた際、情報を翻訳し外国人を支援する「災害時多言語支援センター」を、司町のぎふメディアコスモスに開設する。本年度中の完成を目指し現在、運営マニュアルを作成している。岐阜市の想定では、災害時、市国際課の職員や市国際交流協会の外国人職員が「災害時多言語支援センター」に集合。情報班と翻訳班に分かれ、被害状況やガス、水道の情報などを英語や中国語、ポルトガル語などに翻訳する。翻訳した情報をインターネット上に流したり避難所で掲示するほか、避難所の外国人から困っていることを聞き対応する。昨年12月には実際にセンターを設置する訓練をメディアコスモスで実施。「給水車」や「罹災証明」と言った専門用語をあらかじめ簡単な日本語や多言語にしておくといった課題が挙がり、マニュアルに反映させている。【1月27日 中日新聞より】