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熊本、神戸、東日本の震災経験学ぶ 神戸大でシンポ/兵庫

神戸大学の主催で3日、熊本地震の現状や、震災を経験した神戸、東北の取り組み、次の巨大災害への備えなどについて考えるシンポジウム「震災の経験を活かしていくために」が、神戸大学百年記念館で開催された。熊本地震当時に熊本大学病院に在籍していた大阪大大学院医学系研究科の池田学教授は、被災者の精神面をケアするためのDPATの受け入れや、精神科7病院から約600人もの患者が熊本県内外に転院搬送されたことなどに関して報告。神戸大大学院工学研究科の近藤民代准教授は、借り上げ復興住宅について「早さや安価さなどのメリットがあり、優れた支援方式だが、行き場のない被災者を生み出した」と指摘。首都直下地震などに向け、「メリットを再確認し、制度設計する必要がある」とした。東北大災害科学国際研究所の井内加奈子准教授は、東北での防災集団移転などから「復興は多様で、前例からの学びは絶対ではない」との考えを示した。【10月3日 神戸新聞より】
▼神戸大学 震災復興支援・災害科学研究推進室第5回シンポジウム「震災の経験を活かしていくために」
http://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/event/2016_10_03_01.html