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熊本地震、未知の断層関与か 九大教授ら可能性指摘/熊本
九州大学は熊本地震後、他の大学と共同で設置した地震計のデータを基に、震源の特定や断層の動きを詳細に調査してきた。その結果、前震の震源地から北東方向と、本震の震源地から北方向に未知の断層が存在する可能性が出てきた。M6.5の前震については、文部科学省の地震調査委員会が日奈久断層帯の北東「高野-白旗区間」が動いて発生させたと認定している。清水洋九州大教授らの調査では、同区間から外れた北東側の一帯でも別の断層が動いた形跡を確認。一方、同区間が動いて発生させたのは、15日未明の余震だったとみられるという。本震の震源は、15日の余震より北側の熊本県嘉島町内と認定されている。清水教授は「断層帯が複雑に入り組む地域では、特に詳細な調査や観測が必要だ。断層間の連鎖のメカニズムを解明し、予測につなげたい」と話している。【8月24日 西日本新聞より】