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熊本地震 “挟まれた人の下に空間作る”救助が有効

警察庁は去年4月に起きた一連の熊本地震で、熊本市や益城町など、合わせて39か所で行われた救助活動について、現場の責任者から聞き取り、分析を進めてきた。その結果、1階部分が押しつぶされた木造の建物から助け出された60人のうち、47人は、天井やはりと、床やベッドとの間の、75センチ未満の狭い空間に閉じ込められていた。こうした現場では、家全体の重みで、はりなどを持ち上げることが難しいことから、ベッドの脚を破壊したり、マットレスを押し下げたりする方法が有効だとしている。警察庁は「従来の救助は上のものを持ち上げる方法が一般的と考えられていたが、挟まれた人の下に空間を確保することも有効だとわかった。今後の救助活動や訓練に生かしたい」と話している。【4月13日 NHKニュースより】
▼警察庁 熊本地震における警察の救助活動に関する調査分析
https://www.npa.go.jp/bureau/security/kumamotojishin/kumamotojishin2.html