運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

福祉避難所を初開設 「要配慮者」の対応確認/長野

28日、長野県諏訪市と下諏訪町で大規模地震を想定した総合訓練があった。諏訪市は高島小学校を主会場に地域住民をはじめ消防や警察など30団体、約600人が参加し、22項目の訓練を実施。初めての福祉避難所開設訓練では、車椅子を利用する小学生、下肢が不自由な人、妊婦ら計6人の「要配慮者」に対応。うち2人は実際に地域住民に参加してもらい、4人は市職員を見立てた。同校体育館内の相談窓口で市保健師らが困り事などを聞き取り、福祉避難所がよいか、校内の教室(福祉避難スペース)がよいかを判断、移動させた。身体にハンディを持つ女児と一緒に参加した母親は、相談窓口が体育館の中だったことに対し、「避難所の入り口に大人数がいるとそこでパニックになってしまうので、別の場所で話を聞く形が必要では」と指摘。被災時には多数の要配慮者に対応する可能性があるため、保健師も「最初に避難場所を振り分けてから状況の話を聞かないと大人数に対応できない」と話した。【8月29日 長野日報より】