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積乱雲が長時間流れ込んで豪雨につながったか 専門家の解析

防災科学技術研究所の清水慎吾主任研究員のグループは、九州北部に豪雨をもたらした、積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」について、レーダーなどの観測データをもとに詳しく解析した。その結果、今月5日の午後1時ごろから、福岡と大分の県境付近に高さ15キロ前後まで発達し1時間に100ミリ程度の猛烈な雨をもたらす積乱雲が次々と流れ込んでいたことがわかった。これについて、研究グループは、東シナ海から大量の水蒸気を含んだ空気が九州北部付近に流れ込んだことで、発達した積乱雲が風下側に向かって連なる「バックビルディング」と呼ばれる特殊な現象が起きたうえ、風向きがあまり変化しなかったことから、線状降水帯が長時間持続し記録的な豪雨につながったと見ている。【7月10日 NHKニュースより】
▼防災科学技術研究所 2017年7月5日から6日における福岡県・大分県の大雨について
https://goo.gl/p1qs9d