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被災の外国人観光客「地震時どうすれば…」 誘導に課題

調査会社サーベイリサーチセンターは4月21、22の両日、一連の地震で、九州にいた外国人115人に、福岡空港の国際線ターミナルで聞き取り調査をした。3人に1人が「外国人向けの地震避難マニュアルがなく(周囲の)行動が理解できなかった」と回答。「言葉がわからずどこにいけばよいかわからなかった」は2割を超えた。本震後の4月16日早朝。JR別府駅は、県外に出ようとする外国人客でごったがえした。外国人客らに観光情報を提供する「別府インターナショナルプラザ」のスタッフらが駅の観光案内所を拠点に、こうした人たちを誘導した。事務局長の稲積京子さんが痛感したのは「マンパワー」の不足。地震後、行政と協力して災害時に避難所で外国人をサポートする人材を募り、登録制度をつくった。九州産業大学の千相哲教授(観光学)は観光マップに避難所の場所や緊急時の連絡先を明記するなど、「九州観光を考えている外国人に災害が起きても安心だと思わせるのが大切だ」と訴える。【5月30日 朝日新聞より】
▼株式会社サーベイリサーチセンター「熊本地震における訪日外国人旅行者の避難行動に関する調査」
http://www.surece.co.jp/src/research/area/20160427.html