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過去にも大火 都市計画の再考を 専門家ら指摘 糸魚川大火/新潟

発生から23日の鎮火までに約30時間かかった糸魚川大火について、兵庫県立大学防災教育研究センター長の室崎益輝氏は、燃える力が上回った要因に、強風、木造建造物の密集、糸魚川市消防本部の消防力の限界の3点を挙げる。市消防本部は23日、市災害対策本部後の会見でも「消防力がこの火災に対して小さかった」と認めた。この地域では「焼山おろし」などと呼ばれる特有の乾いた南風が吹き、過去にも大火が発生している。新潟地方気象台などによると、糸魚川市周辺では22日、山から高温の乾いた風が吹くフェーン現象が起きたとみられる。室崎氏は「消防の初動が適切だったか、よく調べるべきだ。木造の建物や雁木(がんぎ)など、風情のある町と火災に強い町をどう両立させるか、しっかり議論する必要がある」と語った。【12月24日 新潟日報より】
▼糸魚川市の大火から考える消防力の現状(福和伸夫 名古屋大学減災連携研究センター、センター長・教授)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/fukuwanobuo/20161226-00065874/