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避難所に女性目線 着替え・授乳…悩みに対応/熊本

熊本地震の被災地で、避難所の設営などに女性の視点を取り入れた支援が始まっている。避難生活が長引くにつれ、プライバシーの確保や防犯は大きな課題になる。特に女性は、着替えや授乳、防犯などに不安を感じる人が少なくない。「減災と男女共同参画研修推進センター」の浅野幸子共同代表は「男性が運営の中心になることが多いので、女性は声を上げにくい」と指摘する。こうした状況を受け、熊本市中央区の帯山西小学校では、世界的な建築家である坂茂さんらによって、紙筒と布を使った間仕切りが作られたほか、熊本県益城町の避難所でもNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」が女性専用の大型シェルターを設置した。22日には、子育て中の母親らが日本で製造されていない乳児用液体ミルクを輸入し、被災地への配布を求める要望書を内閣府に提出。日本フィンランド友好議員連盟は、フィンランドの乳製品メーカーなどの協力を得て液体ミルクを緊急輸入する。NPO法人「イコールネット仙台」の宗片恵美子代表理事は「女性も勇気を持って声を上げ、運営に関わることが必要だ」と話している。【4月25日 産経ニュースより】