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関東・東北豪雨 浸水域で脳卒中急増/茨城

昨年9月の関東・東北豪雨で、鬼怒川の堤防が決壊し浸水被害を受けた茨城県常総市の地域で、被災後の1カ月間に脳卒中で入院した患者数が前年のほぼ同時期と比べ約4倍に増えていたとの調査結果を、筑波メディカルセンター病院などのチームがまとめた。被災直後の精神的ストレスが脳卒中を引き起こす可能性を示す結果で、札幌市で開かれる日本脳卒中学会で14日に発表する。チームによると、どの脳卒中患者にも水害に伴う外傷はなかった。堤防決壊から1カ月後、脳卒中患者は平年並みの数人程度に戻った。一方、浸水被害のなかった周辺地域では患者数に変化は見られなかった。調査した渡辺憲幸医師は「被災直後の精神的ストレスが脳卒中を引き起こす危険要因になり得ることが裏付けられた。災害に遭遇したショックのほか、後片付けなどの心労の影響も推測されるため、被災直後は特に被災者への手厚いケアが必要だ」と指摘する。【4月13日 毎日新聞より】