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防災無線を文字に変換 聴覚障害者へアプリ
災害情報を聴覚障害者に届けるため、防災行政無線やラジオなどから流れる音声を文字に変換して表示するスマートフォンやタブレット端末用アプリが、IT企業などによって次々と開発され、実用化が始まっている。フィールドシステムが開発したアプリは「サウンドコード」。文章を、サウンドコードと呼ばれる特殊な音声に変換し、防災行政無線やラジオを通じて流すと、アプリが端末のマイクでサウンドコードを認識し、文章に再変換して画面に表示する仕組み。文章はアプリに蓄積され、必要な時に読み返せる。また、情報伝達システムを自治体やラジオ局向けに発売する予定。2014年にパラブラが開発した「UDCast(ユーディーキャスト)」も、防災行政無線などから人間の耳には聞こえない周波数の「非可聴音」を発信すると、アプリが感知し、あらかじめ登録されていた「地震」や「水害」などの災害情報を画面に表示する。【8月24日 読売新聞より】
▼フィールドシステム「サウンドコード」
https://fieldsystem.co.jp/pc/buisiness/soundcode.php
▼パラブラ「UDCast」
http://udcast.net/