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霧島連山の硫黄山で噴気確認 注意呼びかけ/宮崎・鹿児島
気象庁によると14日、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山のえびの高原にある硫黄山で、噴気が確認された。これを受けて気象庁は15日、職員2人を現地に派遣し、14日に続き調査を行ったところ、硫黄山火口内の南西側で弱い噴気が発生し、高さ30センチ程度まで上がっているのが確認された。硫黄山で噴気の発生が確認されたのは、13年前の2002年12月の調査以来。福岡管区気象台の林幹太技術主任は「硫黄山は活火山のため規模の小さな噴出は突発的に発生する可能性があり、注意しながら観測する必要がある」と話している。気象庁は、火山活動がやや高まっているとして、臨時の解説資料を出して、火山活動の今後の推移に注意するよう呼びかけている。【12月16日 NHKニュースより】