運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

韓国・頻発する地震、熊本と同じ地殻変動? 研究者「西日本なお警戒を」

韓国で最大級とされた12日を含む一連の地震について、日本の研究者から「熊本地震を引き起こしたのと同じ地殻変動が原因」とする見方が出ている。南海トラフ地震を引き起こすフィリピン海プレートが、九州や朝鮮半島を載せた大陸側プレートを押し込み、その力が「地震はない」とされてきた韓国に及んだという分析。韓国での地震は12日午後8時32分に発生。震源は韓国南東部の慶州市でM5.8。直前の午後7時44分には近くでM5.2を観測し、19日夜にもほぼ同じ場所でM4.5の余震があった。南海トラフ地震は100~200年周期で起き、その50年前くらいから内陸地震が起きやすくなる。神戸大の石橋克彦名誉教授は、阪神大震災や福岡沖地震、熊本地震も一連の内陸地震と捉えており「韓国の地震も大局的にはその一つ」とみる。東京大地震研究所の佐藤比呂志教授は東日本大震災の影響も挙げる。同地震で東北沖のプレート間で蓄積されていた力が解放され、大陸側プレートが動きやすくなり、韓国での地震を誘発したとの考え。韓国ではこの説が主流だが、佐藤教授は「二つの要因が複合的に作用した可能性もある」と分析している。【9月23日 西日本新聞より】