運営
内閣府政策統括官(防災担当)
協力
防災推進協議会

ニュース

防災関連の最新ニュースをご紹介

記事が削除される等の理由で、リンク切れとなる場合があります。ご了承下さい。

首都直下地震で都心の食料備蓄6割不足 帰宅困難32万人

首都直下地震の発生時に大量の帰宅困難者が出ると予想される東京都心の丸の内・大手町地区で、食料や水などの備蓄量が6割不足していることが防衛大などの調査で分かった。千代田区が実施したアンケートに基づく企業と行政の備蓄を、訪問者を含む全ての帰宅困難者に均等に配分すると想定。国が確保するよう求めている3日分の備蓄量と比較した結果、不足率は食料63.6%、水61.2%で、いずれも約1日分しかなかった。また、訪問者がトイレを利用する際の最大待ち時間は男性14時間21分、女性5時間12分に上るという。分析した矢代晴実教授(都市防災学)は「地価が高いため備蓄場所の確保が難しい地域だが、企業は従業員だけでなく訪問者も視野に入れて共助の精神で計画を立ててほしい」と話している。【5月7日 産経新聞より】
▼首都直下地震時の徒歩帰宅者のトイレ・食料リスクに関する研究
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejsp/72/2/72_I_115/_article/-char/ja/