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鬼怒川 南北30キロ余で「パイピング」現象/茨城

東京大学の芳村圭准教授などの研究グループが、9月15日に茨城県常総市の鬼怒川の堤防が決壊した現場で、当時の詳しい状況を調べた結果、堤防の内部や地下に水の通り道が出来て、堤防の決壊の危険性が高まる「パイピング」という現象が起きていたことが確認されました。鬼怒川では、常総市のほか、下妻市や筑西市など、茨城県内の南北30キロ余りの、流域の合わせて10か所で、国土交通省の調査で同様の痕跡が見つかっている。芳村准教授は「堤防の補強工事だけに頼るのではなく、パイピング現象が起きた際には、水が噴き出している場所に土のうを積み上げ、川の水圧を下げて決壊を防ぐ、応急処置の方法などを流域の住民で共有し、次の世代に伝えていくことが重要だ」と話している。【10月1日 NHKニュースより】