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<内陸地震>災害の爪痕 防災教育に/宮城

2008年6月に発生した岩手・宮城内陸地震から、14日で丸7年を迎えた。この地震では、栗駒山麓で大規模な地滑りや土石流が相次ぎ、23人が犠牲になった。栗原市はこの大規模山地災害を記憶にとどめようと、「栗駒山麓ジオパーク構想」を策定し、日本ジオパーク委員会に認定申請した。市は地滑りによる大規模崩落地を構想の中核的地形と位置付けており、大規模崩落地の見学を通し、小学生の防災教育推進を図っている。また、小学校教諭や防災担当者、編集業者をメンバーに、ジオパーク構想を土台にした小中学生向けの「防災ジオ読本」を作成中で、市の担当者は「内陸地震から学ぶべきことは何かを分かりやすくまとめ、年内に配布したい」と話している。【6月14日 河北新報より】